西武・平良が39試合連続無失点の日本新記録 要因は「運です」

[ 2021年7月1日 21:44 ]

パ・リーグ   西武1―0ソフトバンク ( 2021年7月1日    ペイペイD )

<ソ・西15>9回2死二塁、栗原を三飛に抑え森とタッチをする平良(右)=撮影・中村 達也
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 西武・平良海馬投手(21)が9回に登板。1イニングを無失点に抑え、プロ野球新記録の39試合連続無失点を達成した。従来の記録は06年の藤川(神)の38試合だった。

 試合後、ヒーローインタビューに答えた平良は「結構危なかったけど、良かったです。本当にうれしい」と笑顔で振り返った。
 平良は1―0の9回にマウンドへ。1死後、柳田に左前打を許すと、続く中村晃には左翼線への安打を許した。

 代走の一塁走者・佐藤直が俊足を飛ばして三塁へ。最初の判定はセーフだったが、スライディング後にオーバーランしてしまい、その瞬間をタッチされてアウトになった。

 ソフトバンク・工藤監督はリクエストを要求したが、リプレー検証でも結果は変わらず。1死二、三塁のピンチになるところが2死二塁となり、最後は栗原を左邪飛に仕留めた。

 開幕から無失点を続ける「ゼロの使者」。要因を問われると「運です」と話して笑わせた。

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2021年7月1日のニュース