大谷翔平 “聖地”初登板で1回持たず7失点KO  制球苦しみ5四死球、押し出しも 初の「1番・投手」

[ 2021年7月1日 08:46 ]

ア・リーグ   エンゼルス―ヤンキース ( 2021年6月30日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>1回持たずにKOされたエンゼルス・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は6月30日(日本時間7月1日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「1番・投手」で投打同時出場。投手で1番に入るのは初めて。初登板となったヤンキースタジアムで、初回に2安打5四死球で7失点、2死しか取れず降板し、防御率は2・58から3・60に急落した。

 今季12度目の先発登板で、投打当時出場は9度目。2点のリードをもらって初回のマウンドに上がったが、いきなり3連続四球で無死満塁とし、スタントン、トーレスに連続で左前適時打され同点。オドールを空振り三振に仕留めたが、アンドゥハーの詰まった三ゴロの間に勝ち越しを許した。続くフレージャーは死球で2死満塁となり、ガードナーに押し出し四球を与えたところで降板を告げられ、ベンチに退いた。

 前回登板の6月23日(同24日)のジャイアンツ戦では「2番・投手」で投打同時出場し、6回6安打1失点9奪三振で勝敗はつかなかった。打っては3打数無安打だった。

 打っては、ヤ軍の先発右腕ヘルマンの前に初回の第1打席は中飛だった。

 前日6月29日(同30日)の同カードでは「2番・DH」で打者として先発出場し、3試合連続本塁打の27号ソロ、そして2打席連続本塁打となる28号2ランを放つなど5打数2安打3打点。この日の試合前までの通算成績は、投手は11試合で3勝1敗、防御率2・58、打者は74試合で266打数74安打63打点、28本塁打、11盗塁で打率・278となっていた。

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