ロッテの弟・尚憲に負けん!三菱重工East・安田、V打に「弟より大きく扱ってくださいね」

[ 2021年7月1日 05:30 ]

社会人野球日本選手権1回戦   三菱重工East8-7伯和ビクトリーズ ( 2021年6月30日    ほっと神戸 )

<伯和ビクトリーズ・三菱重工East>9回1死一、三塁、決勝適時打を放った三菱重工Eastの代打・安田(撮影・成瀬 徹)
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 1回戦3試合が行われ、今年1月に始動した三菱重工East(神奈川)は伯和ビクトリーズ(広島)に8―7で競り勝った。

 チーム最年長の34歳が試合を決めた。1点を追う9回に久木田の中前適時打で追いつき、なお1死一、三塁。代打で出場した安田は左前へ運び「若い選手が頑張って苦しい時間を耐えて同点まできた。最年長の自分がチームを勝たせるしかない、その一心で食らいついた」と振り返った。

 三菱重工の4チームが横浜に本拠を置くEastと神戸・高砂に本拠を置くWestの2チームに再編され、今年1月に始動。安田は11年間プレーした名古屋からEastに移籍した。18年には主将として日本選手権優勝に貢献。新天地でも勝負強さを発揮したベテランはロッテで活躍する弟・尚憲への対抗心ものぞかせ「弟より大きく扱ってくださいね」と笑顔で話した。(中澤 智晴)

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2021年7月1日のニュース