阪神・ガンケルはダイジョウブ 白星逃すも7回1失点 左手首の打球直撃は「問題ないよ」

[ 2021年7月1日 22:15 ]

セ・リーグ   阪神1ー6ヤクルト ( 2021年7月1日    甲子園 )

<神・ヤ(12)> 7回無死、村上の打球を腕にうけた阪神・ガンケル(左) (撮影・平嶋 理子)                           
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 先発10試合目にして初めてチームは敗れたが、先発のガンケルは十分に責任を果たした。来日自己最多の10三振を奪い、7回4安打1失点。奥川とのしびれる投手戦を展開した。

 「奥川投手もすごく良いピッチングをしている中で、梅野がホームランを打ってくれたから、そのリードを守り切りたかったし、悔しいね」

 好投の助っ投は、梅野の先制ホームランで援護を受けた直後の7回に、山田に浴びた同点アーチを悔いた。それでも「低めにボールを集めて、カウントを有利に進めることができたし、ストライクゾーンだけではなくてボールも上手く使って打ち取ることができた」とヤクルト打線を4安打に封じた内容には一定の満足感を示した。

 山田にソロホームランを浴びた直後には、村上の打球を左手首付近に受けるアクシデント。一度ベンチに下がったものの、続投して7回を投げきった右腕は「今は少し腫れているけど、問題ないよ」と無事を強調した。矢野監督も「本当に今までの中でも一番というぐらいのボールを投げてくれていた。ここまで負けなしできてくれているし、今後もなんとか頑張ってもらいたい」と手放しで称賛した。

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2021年7月1日のニュース