原監督、菅野KOに「あれが本来の姿であるならば、それは違う」 松原活躍に「上を目指して」

[ 2021年7月1日 22:59 ]

セ・リーグ   巨人10―4広島 ( 2021年7月1日    東京ドーム )

<巨・広14>5回無死、左越えソロを放った坂本(左)を迎える原監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人が広島に10―4で逆転勝ちした。菅野が6月13日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来の登板。3回途中4失点でKOされたが、味方打線が奮起。松原の本塁打や代打・広岡の適時打で試合をひっくり返した。

 原監督との試合後の主な一問一答は以下の通り。

――3回、4点差になった直後に2点返したのが、試合の流れを戻す意味でも大きかった。
 「いやあ、もう」

――松原は8合目。パンチ力も秘めた選手が1番にいるのは幅が広がる。
 「さっきも言ったように、しつこさもすごい。途上ですよ、彼もね。ホップステップという形で上を目指してほしいですね」

――途上の若手、北村や広岡も与えられたチャンスを生かした。
 「チャンスは今、チーム内にたくさんあるわけですから、その中で与えられた、数多くの人にチャンスを与えるのは難しいんですけど、集中力を持って、戦ってくれていると思っています」

――直江も今後が楽しみな投球。
 「1回、ニュートラルになってから、それからギアをね、入れ直したというところに。いいギアを、セカンドぐらいまで入っているんじゃない。今オートマチックだからわかんないだろうね。我々の時はロー、セカンド、サード、トップ、それでオーバートップね」

――菅野は本来の姿にはどうしても見えなかった。
 「あれが本来の姿であるならば、それは違うでしょうな」

――侍ジャパンまで。
 「さっきいったように、まだゲームを終わってから話そうとは思っています。今のところはまだ何とも言えないですね」

――坂本が13年連続2桁本塁打。存在感の大きさ。
 「素晴らしい数字ではあるんですけども。遊撃手という中でね、やっているというのがね。前人未到という道を進んでくれていると思いますよ。まだまだ、前人未到というステージに向かってね、挑戦し続けてほしいなと思いますね」

――ウィーラーにも久々に1発。
 「いつでもどういう時でも彼はチームに陽というものを出してくれて、野球に取り組むスタイルというのは、頭が下がりますね」

――連勝が止まった次のゲームをチーム力で勝ったのは大きい。
 「そうですね。そう思います」

――カード勝ち越しも続いた。
 「まだまだ後ろは振り返らないよ」

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