【大谷と一問一答】ヤンキース戦大逆転劇で負け消え「個人的には明日以降やり返すチャンス」「頑張りたい」

[ 2021年7月1日 16:29 ]

<ヤンキース・エンゼルス>1回持たずにマウンドを降りたエンゼルス・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は6月30日(日本時間7月1日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「1番・投手」で投打同時出場。初登板となったヤンキースタジアムで、初回に2安打5四死球で自己ワーストの7失点、2死しか取れず降板したが、味方打線の反撃で勝敗はつかなかった。エ軍は4点を追う9回にウォルシュの同点満塁本塁打などで一挙7点を奪って大逆転、11―8で勝利した。

 以下、試合後の主な一問一答。

――不調の原因は?ヤンキースタジアムのプレッシャーもあったのか。
 「プレッシャーはなかったですね、野手で出ていたので。その延長というか、そのまま昨日、一昨日の感じでいきましたし、体調も良くて腕も振れていたんですけど、逆に引っ掛けが多かったので、そこらへんかなと思います」

――メカニック的な部分で違いを感じていたのか。
 「毎回毎回同じような感じでは投げられるわけではないんですけど、それをなるべく近づけていくというのが理想ではありますし、今日は上体がちょっと突っ込み気味だったので、その分ひっかけも多くて、傾斜に対応する前にああいうふうな形になってしまったなという感じかなと思います」

――逆転勝利、今後への影響を与えると思うか。
 「試合後のハイタッチなんか今年一の盛り上がりだったんじゃないかと思うので、もちろん個人的には悔しいですし残念なゲームだったとは思うんですけど、他の選手が頑張って助けてくれてなんとか拾えたゲームなのでチーム的にはかなり大きいと思いますし、個人的には明日以降やり返すチャンスがあると思うので、もう1回頑張りたいないなと思います」

――ベーブ・ルースとの比較される中でヤンキースタジアムに登ったマウンド、その悔しさは。
 「もちろんいいピッチングができれば良かったとは思うんですけど、長いシーズンの中でこういう難しいゲームも必ずくると思うので、そこでひとつ切り替えられるかも大事だと思いますし、また何回もチャンスはあるところではあると思うので、そうなった時にいいパフォーマンスが出せるように頑張りたいなとは思っています」

――ヤンキースタジアムで2戦3発の気持ち良さは。
 「最近しっかり振れている打席多いのかなとは思うので、打った打たないはもちろん結果論になると思うんですけど、打ち取られたセンターフライなんかも個人的にはすごく良かったと思っていますし、そういう打席が多くできればもちろんいい結果が出るのかなと思うので、こういう有名な球場でしっかり打てたというのは自信になるかなと思います」

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2021年7月1日のニュース