劇的!日本通運、4番・北川がサヨナラ弾「場面も場面。狙いにいった」

社会人野球日本選手権1回戦   日本通運2―1王子 （ 2021年6月30日    ほっと神戸 ）

＜日本通運・王子＞9回2死、北川は左越えにサヨナラ弾（撮影・井垣　忠夫）
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　1回戦3試合が行われ、日本通運（埼玉）は王子（愛知）に2―1でサヨナラ勝ちした。

　日本通運は4番・北川のサヨナラ本塁打で劇的な勝利を飾った。9回2死無走者で「場面も場面。ホームランを狙いにいった」。浮いた速球を捉えた打球は左翼席中段で弾んだ。

　打った直後にベンチに向かって両手を突き上げるほどの当たりで「人生一かもしれない」と充実感に浸った。前の3打席は全て内野ゴロ。ここぞという場面で長打力を発揮した北川を、沢村幸明監督は「最後の最後で、いい仕事をしてくれた」と称えた。