センバツVの東海大相模・門馬敬治監督が今夏限りで退任

[ 2021年7月1日 08:15 ]

東海大相模・門馬監督
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 今春センバツを制した東海大相模(神奈川)の門馬敬治監督(51)が今夏限りで退任することが分かった。6月30日の練習後に、選手や保護者に体調面の不安があるため、と説明した。

 門馬監督は母校の東海大相模のコーチを経て、99年に監督に就任。強打に機動力を絡めて攻撃する「アグレッシブベースボール」を掲げ、チームを春夏合わせ、4度の甲子園優勝に導いた。

 次男・功(3年)との親子鷹で今春センバツ優勝を飾った。その直後のミーティングでは「誰よりも速く山を下りるぞ」とナインを鼓舞。史上8校目の甲子園春夏連覇に、すぐに気持ちを切り替えた。甲子園球場を去る前には、選手たちと足を止め「この風景を覚えておけ。夏に必ず戻って来るぞ」と意欲を見せていた。だが、健康面の不安を抱えたことから、退任することを決断した。

 県内では41連勝中の東海大相模は7月10日に開幕する全国高校野球選手権神奈川大会で、13日の2回戦から登場する。

 ◇門馬 敬治(もんま・けいじ)1969年(昭44)12月18日生まれ、神奈川県出身の51歳。東海大相模では3年時に主将を務め夏の神奈川大会準優勝。東海大を経て99年4月に東海大相模の監督に就任。センバツは00、11、21年に優勝。夏は15年に優勝。甲子園通算30勝7敗。社会科教諭。

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