エンゼルス・大谷 苦手のカットボールを習得できたわけ「イメージが大事」勉強になります…

[ 2021年6月6日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3-2マリナーズ ( 2021年6月4日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>アップトン(左)の本塁打を祝福する大谷(AP)
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 【記者フリートーク】大谷は日本ハム時代から打者の手元で小さく動く速球系の変化球を苦手としていた。ツーシームやカットボールについて「試したことがあるけど曲がらない」と苦笑いしていたことを覚えている。

 それが今季はどうだ。本格的にカットボールを使い始め、完全な持ち球に。この日も76球中14球も投じた。その秘けつを「握りも大事だけど、どういうイメージをするかが一番大事」と言った。さらに「スプリットもそうだけど、空振りを取るイメージさえできていれば勝手に球がそういうふうに落ちてくれる」。記者も原稿を書くとき、見出しを含めてどんな紙面ができるかをイメージする。それがいかに大事かを改めて気づかせてくれた。(MLB担当・柳原 直之)

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2021年6月6日のニュース