オリックス 交流戦首位の中日破り3カード連続勝ち越し 先発増井が6回無失点で2勝目

[ 2021年6月6日 16:48 ]

交流戦   オリックス4-0中日 ( 2021年6月6日    バンテリンD )

<中・オ(3)>2回、福田の適時打で生還したT-岡田(右)を迎える中嶋監督(中央)(撮影・椎名 航)
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 オリックスが交流戦首位の中日を破り、3カード連続の勝ち越しを決めた。

 2回無死一、二塁、T―岡田が右前に先制打を放つと、なおも1死二、三塁から伏見が左前打。2死二、三塁からは1番・福田が16球粘った末に中前打を放ち、この回3点を挙げた。

 序盤に援護をもらった先発・増井はリズム良く回を重ねた。最速149キロ直球を軸にフォーク、カーブなど変化球で打ち気を徹底的にそらした。今季最長の6回を投げ、4安打無失点。

 「今日は強い真っすぐをしっかりと投げ込むことを意識して、マウンドに上がっていました。調子自体も良かったですし、その中でも特に真っすぐが良かった。相手にしっかりと真っすぐを意識させることができたことで、変化球も有効的に使えていましたし、全体的にも良かったと思います」

 完璧な内容で3月31日ソフトバンク戦(京セラドーム)以来の2勝目を挙げた。

 交流戦最初のカードのDeNAには1勝2敗と負け越したが、ヤクルト、阪神、中日と3カード連続で勝ち越し、借金は2にまで減らした。8日からは本拠地に戻っての巨人3連戦。交流戦期間内の借金返済が見えてきた。

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