ソフトバンク和田 佐藤輝3K斬り「5回まで全力で」 杉内に並ぶ歴代交流戦最多タイ26勝

[ 2021年6月6日 21:10 ]

交流戦   ソフトバンク8―3阪神 ( 2021年6月6日    甲子園 )

<神・ソ>4勝目を挙げ、スタンドのファンに手を振る和田(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 ソフトバンク・和田が佐藤輝を3打席連続三振に斬った。4点リードの4回1死一、二塁。4球で追い込み、最後はチェンジアップで空振り三振。続く梅野も三振に斬り、ピンチを脱した。2回、7回も怪物ルーキーから空振り三振を奪い「(甲斐)拓也のリードのおかげ」と決め球は全て変化球で仕留めた。

 07年阪神戦以来、14年ぶりの甲子園のマウンド。「初回の3点に勇気をもらった。5回まで全力でという気持ちで投げました」と今季最長の7回を投げ、4安打無失点。8三振を奪う圧巻の投球で4勝目をマークした。

 交流戦歴代最多タイ26勝&日本通算142勝に到達。ともに元同僚左腕の杉内に並ぶ記録に「一つの節目として良かった。来週チャンスがあるのでチャレンジしていきたい」と次回登板での記録更新に目線を向けた。

 工藤監督は「投げる時のバランスも踏み込む脚の強さも良かった」とチームを2連勝に導いたベテラン左腕を称えた。 

続きを表示

2021年6月6日のニュース