西武・辻監督 8四球の投手陣に苦言…与四球251は両リーグ最多「いつも言うように…」

[ 2021年6月6日 17:34 ]

交流戦   西武6―9ヤクルト ( 2021年6月6日    神宮 )

<ヤ・西>初回1死満塁 サンタナに押し出しの四球を与える上間。左は生還する塩見(撮影・久冨木 修)
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 「蟻の一穴」のように、一つの四球から試合が崩れた。

 1点リードの8回、6番手・宮川がマウンドに上がった。しかし先頭・山崎に四球。ここから塩見に右前打でつながれ、青木に逆転の右中間二塁打を許した。

 4失点して痛恨の逆転負け。辻監督は「一人目に四球を出した時点で嫌な予感がした。先頭打者は死にものぐるいで抑えないと」と厳しく指摘した。

 先発・上間も初回に押し出しを含む3四球で2失点。この日は8四球で、チームの与四球251は両リーグ最多だ。再び借金は今季ワーストタイの4。辻監督は「いつも言うように四球を少なくしていかないと」と、与四球の多さの改善を求めた。

 打線は呉念庭、愛斗、岸が本塁打を放つなど若手が奮起。中盤以降は試合を有利に進めただけに、指揮官は「残念ですね。勝ちたかった」と悔しそうに振り返った。

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