巨人・長嶋終身名誉監督がG球場をサプライズ訪問 不調の丸に助言「良くなっているし心配ない」

[ 2021年6月6日 15:22 ]

巨人・長嶋終身名誉監督に指導を受ける丸
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 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(85)が6日、川崎市のジャイアンツ球場をサプライズ訪問。不調のために2軍で調整中の丸佳浩外野手(32)らにアドバイスを送った。

 イースタン・リーグ西武戦の試合前練習を視察した長嶋終身名誉監督は、丸に打撃指導を実施。グラウンドで身振り手振りを交え、丸の腹部にタッチするなどして打ちにいく際の姿勢についてアドバイスを送った。その後、室内練習場に場所を移しての打撃練習を見つめ、時折「オッケー!」と声を掛けながら、約40分の熱血指導をした。

 長嶋終身名誉監督は球団を通じ「今日は丸と話がしたくてジャイアンツ球場に来ました。バットを構えてから打ちにいくまでの姿勢と体重移動などについて話をしました。丸も悩んでいるだろうけど良くなっているし心配ないです」とコメント。指導を受けた丸は「光栄というか恐縮。期待していただいているのはすごく感じましたし、なんとかその思いを1軍の舞台で返したいなと改めて強く思いました」と振り返った。

 右手親指骨折からこの日に実戦復帰した坂本にも助言を送り、坂本は「バッティングの技術的な話をさせていただいた。本当に光栄な時間でした」と話した。2軍の若手選手にも「1分1秒でも大切に使って、野球に打ち込んでください。勝つ勝つ勝ーつ!」と伝説のフレーズも使って訓示を行った。

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2021年6月6日のニュース