大谷翔平 先輩・雄星から初回16号ソロ!8回には適時二塁打 今季15度目のマルチでチームの連勝に貢献

[ 2021年6月6日 14:07 ]

ア・リーグ   エンゼルス12―5マリナーズ ( 2021年6月5日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>初回1死から中越えソロアーチを放ったエンゼルス・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は5日(日本時間6日)、本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。岩手・花巻東高の先輩のマ軍先発・菊池雄星投手(29)から中越え16号ソロを放つなど5打数2安打2打点で、打率は・259となった。チームは12―5で勝利し2連勝した。菊池は5回に打球が右ひざを直撃し、緊急降板した。

 初回1死の第1打席、大谷は菊池の初球スライダーを捉えて16号アーチ。打球速度は112・5マイル(約181キロ)、飛距離436フィート(約133メートル)だった。5月25日(同26日)のレンジャーズ戦で右越え15号ソロを放って以来8試合ぶりのアーチで、本塁打王争いでトップのブルージェイズ・ゲレロの18本に2本差、2位のブレーブス・アクーニャ、パドレス・タティスの17本に1本差とした。

 3回1死からの第2打席は菊池の前に空振り三振。5回1死二塁の第3打席は、打球が右ひざを直撃し緊急降板した菊池に代わって登板した右腕シャグワと対戦し空振り三振、7回無死二塁からの第4打席は右腕リオスと対戦し右直だったが、8回1死二塁の第5打席で左腕ミセビッチから左翼線に適時二塁打し、5月29日(同30日)のアスレチックス戦で2安打して以来5試合ぶりのマルチ安打を記録した。

 これまでの菊池との対戦成績は7打数3安打1本塁打、打率・429で19年7月21日以来の対戦、本塁打は19年6月8日(同9日)に本拠地で放って以来2年ぶり。

 前日4日(同5日)の同カード2戦目では「2番・投手」で今季8試合目の登板、5試合目の投打同時出場。投げては6回4安打2失点、10奪三振で今季2勝目(1敗)を挙げ、打っては2打数無安打1四球。これまで投打同時出場の翌日の打撃成績は、11打数無安打だったが、この日のマルチ安打で16打数2安打となった。

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