阪神ドラ2伊藤将は5回2/3を1失点の「粘投」 打線の援護に恵まれず4勝目はお預け

[ 2021年5月29日 20:04 ]

交流戦   西武ー阪神 ( 2021年5月29日    メットライフD )

<西・神(2)>6回2死、2者連続の四球を与えたところで降板となり、悔しげな表情を見せる阪神・伊藤将(撮影・坂田 高浩)
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 阪神先発のドラフト2位・伊藤将は粘りの投球で5回2/3を5安打1失点と試合を作った。

 初回は1死から森に右中間二塁打を許すも、後続を抑え得点は与えなかった。2回は1死から山川に甘い直球をバックスクリーンに運ばれ、ソロ本塁打を浴びて先制を許した。それでも3回以降は出塁を許しながら、最少失点でしのいだ。0―1の6回2死から山川、スパンジェンバーグに連続四球を与えたところで降板となった。

 前回15日の巨人戦では6回5失点で初黒星を喫した。中13日での登板に向け、「クリーンナップは長打の打てる打者が多いので自分の低めに集める投球をしたい」と意気込んで臨んだが、山川にソロを浴びた際には思わず唇をかみしめた。

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2021年5月29日のニュース