大島康徳氏 腹水公表で「前向きに病気に向き合う心を再確認。堂々と生きよう!」と決意

[ 2021年5月30日 01:58 ]

元プロ野球選手の大島康徳氏
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 元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳氏(70)が30日、深夜に自身のブログを更新、読者からの応援に感謝し、病状を公表することで「堂々と生きよう!」と決意した現在の心境をつづった。

 ステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表している大島氏は、29日に自身のブログを更新し、現在の体調について「実は、腹水がたまり始めています。痛みやその他の症状はありません」と明かした。

 その後、多くのメッセージが送られてきたことで「私も反響の大きさに少々驚いています。皆様からたくさんの応援のメッセージ本当に嬉しかったです」と感謝した。

 また「小林麻央さんがブログを始められた時『ガンの陰に隠れないで』という言葉に、背中を押されたと仰っていましたね。そのことを思い出し 今、そのお気持ちもとてもよく分かるような気がしています」と、歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)の妻で17年に乳がんのため亡くなった妻の小林麻央さん(享年34)の言葉を用いて現在の気持ちを吐露。

 「実は『お腹が出てきたから』と少し人目が気になり始めている私がいました。恐らく、妻も。そんな自分が嫌でしたし家の中の空気も暗くなり『これではいけない!』と思いました。ガンと分かった時に『隠すこと』に抵抗を覚えた私の心に再び火が灯りました。隠さない!と決め公表することで前向きに病気に向き合う心を自分自身、再確認できました。堂々と生きよう!そう思います」と決意を表明した。

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2021年5月29日のニュース