ヤクルト・小川 7回3失点で勝利投手の権利を持って降板 連続無失点は23イニングでストップも

[ 2021年5月29日 16:53 ]

交流戦   ヤクルトーオリックス ( 2021年5月29日    京セラD )

<オ・ヤ1>先発登板し好投を見せる小川(撮影・後藤正志)
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 ヤクルトの小川泰弘投手(31)が29日のオリックス戦で今季9度目の先発登板。7回9安打3失点で、自身3連勝となる5勝目の権利を持って降板した。

 2点をもらった初回は1死から宗に中前打を許したものの、3番・吉田正をチェンジアップで遊ゴロ併殺に仕留めて見せた。さらに3点をもらった2回は3者凡退。3回は1死から伏見の右前打、大城に中前打、福田に左前打を浴び満塁の危機を迎えたが、宗をフォークでニゴロ併殺に斬った。

 4回は先頭の吉田正に左前打を許したが、ロメロ、T-岡田をスライダー、フォークで連続空振り三振に。杉本には遊撃内野安打を浴び一、二塁としたが、紅林はカットボールで遊ゴロに退けた。5回、6回は3者凡退。7回は先頭・T-岡田に遊撃内野安打、紅林に右前打を許し、2死一、三塁に代打・モヤにスライダーを右翼席へと運ばれ3点を失ったが、続く福田をカットボールで見逃し三振に退けた。

 小川は前回22日のDeNA戦では8回3安打無失点と好投を見せ、今季4勝目を挙げた。前々回15日の中日戦では「マダックス」(100球未満での完封)で勝利し、この日の6回まで23イニング連続無失点を続けていた。

 ▼ヤクルト小川「今日は初回から野手の方に先制してもらい楽な気持ちにはなりましたが、点差に関係なくしっかりと攻めることが出来たと思います。ホームランは失投なので反省して次回の登板に向けて調整したいと思います」

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2021年5月29日のニュース