全セ・原監督「パワーでパに負けない」 阪神・輝、巨人・岡本らの相乗効果に期待

[ 2021年5月29日 05:30 ]

オールスター開催要項発表

巨人・原監督
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 2年ぶりの開催となる「マイナビオールスターゲーム2021」の開催要項が28日、オンラインで発表された。全セの巨人・原辰徳監督(62)はブレーク中の阪神・佐藤輝明内野手(22)を含めた強力打線でのパ攻略の青写真を披露。ファン投票は29日から6月20日まで行われ、選手間投票と監督選抜を含め、例年より2人多いセ、パ両リーグ30人ずつが選出される。

 全セを率いる巨人・原監督は、全パの投手に対して打ち勝つ打線をイメージした。「今年はパ・リーグに負けないパワーヒッターがそろうのではないかと思う。パワーピッチャー対パワーバッティング。しっかりと出してもらえる選手を送りたい」と見据えた。

 28日現在で阪神のドラフト1位・佐藤輝、巨人・岡本和、ヤクルト・村上の3人がリーグトップ13本塁打で並んでいる。打点を含めて高いレベルで競争し、相乗効果を見せる若き主砲たちの共演が今年の球宴では期待できそうだ。原監督は佐藤輝を「新人らしからぬ、物おじしない非常にパワフルな、野球界の長い歴史の中でも非常に個性的な選手」と改めて高く評価した。

 新型コロナの影響で昨年は史上初めて球宴が中止となった。今年は第1戦が7月16日にメットライフドーム、第2戦が同17日に楽天生命パークで行われる。原監督は「ファンの人が見たいようなものを逆に募って、それを私と工藤監督で実現できたら」と、ファンと選手が一体となる夢舞台を思い描いた。

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