楽天マー君 3勝目ならず 今季最長8回5安打1失点力投も…1-1のドロー

[ 2021年5月29日 16:38 ]

交流戦   楽天1-1DeNA ( 2021年5月29日    楽天生命パーク )

<楽・D(2)> 力投する田中将 (撮影・光山 貴大)
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 楽天の田中将大投手(32)が29日、本拠地・楽天生命パークでDeNA戦に先発した。日本復帰後最長となる8回を投げ、5安打1失点と力投も、今季3勝目はならず。チームは打線が8回以降追加点を奪えず、1-1で引き分けた。

 田中将は13年以来8年ぶり、日本復帰後初となる交流戦登板で、対DeNAは通算2勝1敗。勝てば5月1日・ロッテ戦(楽天生命パーク)以来4試合ぶりの白星だった。

 初回いきなり1死一、二塁とピンチを招いたが冷静に後続を断ち、無失点で立ち上がった。2回はソト、牧から連続三振を奪い三者凡退。3、4回は安打で走者を背負ったが得点を許さなかった。

 打線が4回に無死満塁の大チャンスで無得点に終わるも、直後の5回は三者凡退と貫禄の投球。6回、2死からヤンキース時代ともにプレーしたオースティンに、148キロ直球を左中間席へ運ばれて先制を許したが、直後に打線が代打・横尾の左前適時打で同点に追いついた。

 1-1の同点で8回のマウンドに上がった田中将はわずか9球で三者凡退。95球と少ない球数で交代。松井にリレーした。
 
 田中将の前回登板は22日、敵地・ZOZOマリンでのロッテ戦に先発。元同僚のロッテ・美馬と投げ合う形となり、7回6安打1失点と力投したが勝敗はつかなかった。

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