智弁学園が逆転勝ちで決勝進出 大阪桐蔭と3度目対決へ

[ 2021年5月29日 16:07 ]

令和3年度春季近畿地区高校野球大会 準決勝   智弁学園4―2京都国際 ( 2021年5月29日    皇子山 )

<智弁学園・京都国際>8回1死満塁、智弁・谷口のスクイズを外した京都国際の捕手・中川だが、悪送球で決勝点を献上してしまう(撮影・井垣 忠夫)
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 智弁学園が接戦を制し、決勝に駒を進めた。5回まで0―2と劣勢も、6回2死満塁の場面で3回から右翼の守備に就いた谷口綜大(3年)が右前に2点打で同点。8回1死満塁からスクイズを外されたが、相手捕手の悪送球で2人の走者がかえり、これが決勝点となった。

 30日の決勝では大阪桐蔭と3たび激突。新チームとなってから昨秋近畿大会、今春選抜に続き早くも3度目の対決となる。この日は「1番左翼」で3打数1安打1四球だった今秋ドラフト候補の前川右京(3年)は「1回目、2回目に勝って3回目に負けてしまったら、今までの2回は消えてしまう。もう一度、近畿ナンバーワンを取れるように、攻める気持ちでやっていきたい」と意気込んだ。

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2021年5月29日のニュース