13日先発の阪神・秋山が13日ぶりの1軍マウンドに闘志「自分の価値を上げるチャンス」

[ 2021年5月13日 05:30 ]

<神・中(8) 雨天中止>肩関節の可動域の広さを披露する秋山(撮影・北條 貴史)
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 きょう13日の中日戦で先発する阪神・秋山が甲子園の室内で調整し、13日ぶりの1軍マウンドに闘志を燃やした。

 「しっかり強度のある練習もしてきているんで、1回(登板が)飛んだ悔しい気持ちをしっかりぶつけることができれば」

 前回4月30日の広島戦では8回途中2失点で3勝目を挙げながら、先発ローテーションの再編で登板間隔が空いた。7日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦では2回38球で1失点の実戦調整も挟んだ。中日戦は今季初登板で、昨季は2試合で0勝2敗、防御率3.97。「各回イニングの先頭でしっかりアウトを取ることを心がけて頑張りたい」と課題を示した。

 ガンケルの離脱など好調だった先発陣に不安が見え始めたことにむしろ「自分の価値を上げるチャンスやと思っているので。このチャンスをつかみたい」と気合十分だ。矢野監督も「これが秋山のピッチングやっていうものを見せてくれたらうれしい」と期待した。甲子園では4月25日のDeNA戦以来となる有観客試合。快投でチームに勢いをつけたいところだ。(中澤 智晴)

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