ヤンキースの陽性反応者は7人 全員がワクチン接種済み 遊撃手のトーレスは欠場

[ 2021年5月13日 07:53 ]

練習を見守るヤンキースのブーン監督(AP)
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 遠征先のフロリダ州セントピータースバーグでフィル・ネビン三塁ベースコーチ(50)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示していたヤンキースでさらに感染者が増加。12日にアーロン・ブーン監督(48)がレイズ戦の前に公表したもので、マット・ブレイク投手コーチ(35)、レジー・ウィリッツ一塁ベースコーチ(39)とスタッフ4人を含めた計7人が陽性だったことが明らかになった。さらにグレイバー・トーレス遊撃手(24)は検査結果を待つためにこの日のレイズ戦を欠場。陽性反応を示した7人中6人は無症状だが、トーレス遊撃手を含めて全員ワクチン接種は済ませていた。

 スポーツ専門局のESPNによれば、この事態を受けてニューヨーク州の保健当局は大リーグ機構と球団側にワクチン接種をいつ、どこで受けたのかについて聞き取り調査を実施。ワクチン接種から14日後以降に陽性反応が出るという説がある一方で、球団側が米疾病予防管理センター(CDC)の定めるワクチン接種基準を満たしていたかどうかを調べている。

 ヤンキースは開幕直後は出遅れていたが11日現在で19勝16敗。現在は3連勝中で、ここ9戦で8勝を挙げている。

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