ソフトB ギータ特大7号弾も逃げきれずドロー 工藤監督「頭の整理ができていない」

[ 2021年5月13日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク8―8ロッテ ( 2021年5月12日    ペイペイD )

<ソ・ロ>3回2死二塁、右越えに本塁打を放った柳田(撮影・中村達也)
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 9回。2点リードで「鷹の中継ぎエース」モイネロがコールされると、誰もがソフトバンクの勝利を確信した。しかし、エチェバリアの適時打と荻野の中犠飛でまさかの2失点。サヨナラ勝利を祈ったが、益田からは得点を奪えず引き分けた。工藤監督は「今日、勝てなかったのは僕の責任です。勝たなきゃいけない試合だった。頭の整理ができていない。すいません」と何度もうなだれた。

 しかし、光はある。打線の粘りだ。3点を追う7回に一挙5点を奪い、一時逆転。その中心にいたのは4番3試合目の柳田だった。今季初の4番弾が飛び出したのは3回だ。2死2塁から岩下のフォークを捉え、打球はポールのはるか上を通過。右翼席上段に着弾を確認すると、ガッツポーズとともに走り出した。「完璧に捉えることができました」と自画自賛の7号2ランは9試合ぶりの1発だった。

 7回は2死2塁。1点差に迫る左中間適時打二塁打で追撃した。「詰まったが、いいところに飛んでくれた。得点につながって良かった」とビッグイニングを演出。2回も右前打を放ち出塁すると、上林の右犠飛で先制のホームイン。今季7度目、4番では初の猛打賞で打線を引っ張り続けた。

 小久保ヘッドコーチの絶大な信頼に応えてみせた。4番起用がほとんどだったグラシアルが8日、右手を負傷し離脱。翌9日から「柳田のチーム」と新4番に据えると、すぐに決勝打。まぎれもなく鷹の主砲だ。
 指揮官は「野手は良く、ひっくり返してくれた。逆転されたのに良い集中力だった」と打線を褒めた。チームは6カード連続で勝ち越しなしだが、柳田は3試合の4番で11打数5安打4打点。打率・455と好調。苦境脱出のカギはギータのバットにある。

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