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ヤクルト・高津監督 2年連続最下位に「“何やってるんだ”って言っているでしょう。何とか見返したい」

[ 2021年2月12日 05:30 ]

野村克也さん一周忌

取材を受ける高津監督(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 亡き恩師をしのぶ涙雨が降った。今季初の対外試合だった中日との練習試合。雨天中止となったヤクルトの高津監督は「昨年の今日ですか。心に残る一日でしたね。正直なところ、あっという間の1年だったと思います」と言葉をつないだ。

 監督就任を報告した19年12月。野村さんから「最下位のチームを預かるのは面白い。上がっていくだけだ」と愛情あふれる言葉を掛けられた。2年連続の最下位に「“何やってるんだ”って言っているでしょう。何とか見返したいなと思います」と穏やかに笑った。

 野村さんに抑えに抜てきされ、日米通算313セーブを挙げ「僕は全身、野村監督の野球でできていると思っている」という。現役時代に教わった「小さなことをおろそかにしてはいけない」。その教えを守り、選手を指導し「小さなところまで目を向けて、大きな結果を出していきたい」と巻き返しを狙う。

 チーム再建のために、今キャンプにバッテリーを組んだ元監督の古田敦也氏を臨時コーチとして招へい。ともに野村ID野球を体現し、90年代の黄金期を築き上げた。古田氏は「頭を使ってやれば、弱いチームも勝てるんだと。弱者の戦略だということをおっしゃっていた」と回想した。

 高津監督は前夜、息子の克則氏(楽天育成捕手コーチ)とLINEで連絡を取った。「絶対、野村監督は見てるだろうし、絶対怒ってるだろうし、絶対笑ってる。頑張る姿はしっかり見せていきたい」と伝え、決意を新たにした。(川手 達矢)

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