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ソフトBドラ3牧原巧 強肩アピール&“プロ初安打”に工藤監督「素晴らしかった」

[ 2021年2月12日 05:30 ]

春季キャンプのシート打撃で中前打を放つソフトバンク・牧原巧(投手・杉山)(撮影・岡田 丈靖)
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 バットと肩で存在感を示した。ソフトバンクのドラフト3位ルーキー・牧原巧汰捕手(18=日大藤沢)が宮崎キャンプ第3クール最終日の11日、同1位の井上朋也内野手(18=花咲徳栄)とともに主力中心のA組の練習に初参加。シート打撃で中前打を放ち、2度の盗塁阻止で強肩もアピールした。攻守ともに非凡さを見せつけ、首脳陣からは賛辞の声が上がった。

 シート打撃の3打席目。牧原巧は剛腕の杉山と対戦し、初球の149キロ直球を中前へ運んだ。「球が思ったより速かった」「緊張しました」と初々しく話し、「アピールするぞという気持ちを持って、ガンガン初球からいってやろうと思ってました」と“プロ初安打”を充実の表情で振り返った。

 積極性が光った。左キラーの嘉弥真と対戦した1打席目も初球から振り、外角の直球を捉えるも惜しくも中飛に倒れた。「打った瞬間、長打やと思ったけど、センターの人の足が速くて捕られちゃった。高校の時だったら抜けていた。プロの世界は凄いな」とレベルの高さを実感した。

 捕手としても2度の盗塁阻止と自慢の強肩をアピールした。いずれもワンバウンドしたボールを体で止め、素早く送球した。バッテリーを組んだのは守護神・森。投球練習では変化球を捕り損ねる一幕もあり、「カットボールが凄い切れていて捕れなかったです」と苦笑い。一流投手のボールを受けた経験も大きな財産となった。

 首脳陣は絶賛の嵐だった。工藤監督は「スイングも素晴らしかった。(1打席目)初球から振れるのは大したもん。元気に明るく声出してやってくれた。呼んで良かったし、成長のきっかけになればいいと思います」と将来の正捕手候補に大きな期待を寄せた。

 A組での練習はこの日だけだが、「松田さん、川島さんはオーラがあって、勝手に声が出てしまう雰囲気があった。気が引き締まりました」と常勝軍団の雰囲気を肌で感じることができた。第4クールからは再びB組に戻る。強烈なインパクトを残した18歳は「ここにまた帰って来られるように頑張りたい」と思いを強くしていた。

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