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DeNA・浜口 縄跳びトレ導入「番長流」調整で仕上げ

[ 2021年2月12日 05:30 ]

ブルペンでの投球練習の合間に縄跳びする浜口

 【キャンプ追球 ここにFOCUS】珍しい光景だった。ブルペン入りしたDeNA・浜口は2イニングを想定して40球投げた直後に縄跳びを始めた。二重跳びを53回。プレートに戻って1イニングを想定して投げると、今度は51回跳び、最後にもう1イニング、計4イニング想定の69球を投げ込んだ。

 2度縄跳びを挟み、息が上がった状態の投球。「しんどさはあるが、球数を投げていないので負荷を上げた」と話すと、その意図を三浦監督が「セ・リーグの投手は打席に立つ。(攻撃で)走った後にも投げないといけない」と掘り下げた。

 DH制のないセの投手は攻撃で野手並みの走塁を求められることもある。心拍数が上がった状態でも投球リズムを維持するための練習だ。この方法を導入したのは19年に1軍投手コーチを務めていた三浦監督自身だった。

 これまではベースカバーも想定し、ブルペン投球時にダッシュを挟む。この日の沖縄・宜野湾は雨のため縄跳びを代用した形。「(心拍数が上がると)しんどいので上体だけで投げてしまう。投げる方向に体重移動するイメージを持つため」と浜口。13日の中日との練習試合で登板予定の5年目左腕は初の開幕投手も視野に入れ、「番長流」調整で仕上げに入った。(君島 圭介)

 ▽縄跳びトレーニングの効果 全身を使った有酸素運動のため、短時間でも持久力や心肺機能の向上が見込め、上半身を真っすぐに保ったまま跳ぶことで、体幹を鍛えることもできる。また、爪先の強化やリズムとフットワークを鍛えるのに最適と言われ、ボクシングの基本練習として有名。野球の場合は、小円筋(肩の深層筋)に刺激を与えることで故障防止にもつながる。

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