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「へたくそでもプロでやれる。頭を使ってどうにかできる」野村克也監督の薫陶が阪神・矢野監督をつくった

[ 2021年2月12日 05:30 ]

<阪神春季キャンプ>栄枝(左)にキャッチングを指導する矢野監督
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 【11日の阪神・矢野監督語録】

 ▼エドワーズとガンケルがブルペン入り うん、でもねえ、逆にペース速いかなぐらいの感じに思っているけど。あいつらすごく、ちゃんとやってくれるから助かるんだけど…。まあチェンにしてもね、もうだいぶ仕上がっているっていうか、すごいなというところまで来てる。外国人選手は任せているので心配していません。

 ▼藤浪 いやーいいボール投げているよ、ずっと。で、去年、縦のスライダーみたいなものがあったほうがって思っていて、やっぱり横に曲がるのって見極めやすい。大きく曲がる分、打者から見ると、すごく早く曲がるっていう感覚があるから。そういうところではベースの中で空振りを取れたら、ある意味、投げミスでもストライクに変わる。もしかしてストライクを取りに行こうと思った縦スラでも、それがぐっと切れた時に下に行ってもバッターが空振りしてくれたらストライクに変わると思う。

 ▼ワインドアップになって真っすぐに力が出ている それは分からん。大きい動きって、ブレも出やすいから。見た目の格好よさ、迫力はワインドアップにある。結果的にそれが安定して、いいボールが投げられるのがセットであればセットでいった方がいい。ワインドアップでスピードガンが速くなったって、球の質が落ちれば打者は速く感じないんでね。それで160キロ出るより、普通にセットで155キロの方が速く感じる。本人がトライしていることなんで、それを俺がやれや、やめろやというのはない。やればいいんじゃないかと思う。

 ▼臨時コーチの川相氏の期間延長 去年の昌さんもそうやったけど、こっち側の勉強にもすごいなるんでね。助かっている。来てもらえて良かったと思っています。

 ▼野村克也さんが亡くなって1年 今の僕があるのも、野村監督に教えていただいたことが大きい。初めて3割を打たせてもらえたのも、出会っていなかったらできることじゃないので。今は監督で、選手に伝えていくことも学ばせてもらえ、今でもお手本にさせてもらうことがたくさんあります。

 ▼球界全体への影響は大きい みんな野村監督の下でいろんなことを学んだと思っていますし、うまいものが勝つところじゃないことも教えてもらえた。ある意味へたくそでも、プロの中でやっていけるのを選手に伝えていきたい。頭を使ってどうにかできる。技術はどうしようって考えるけど、そっち(頭を使うこと)も、もっと大事だったりするから。両方やるんだけどね。そういうものでやっていけるんだっていう証明というか。

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