広島・遠藤 7回1失点力投も打線の援護なく降板、3勝目ならず 主砲・岡本は3打席連続カーブで凡打に

[ 2020年8月23日 21:19 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2020年8月23日    マツダ )

<広・巨>力投する遠藤(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 広島の3年目右腕・遠藤淳志投手(21)が巨人戦(マツダ)に先発登板。7回で8三振を奪い5安打1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず今季3勝目はならなかった。

 巨人と前回対戦した8月2日(東京D)には9回2失点でプロ初完投勝利となる今季2勝目。その試合から3戦ぶりの白星を目指したが、手は届かなかった。

 この試合がプロ初登板初先発となった巨人高卒2年目・直江との若手右腕対決。遠藤は初回からストライクを取るのに苦労し、松原、坂本に連続四球でいきなり無死一、二塁のピンチを招いた。だが、丸を直球で一ゴロに打ち取ると、岡本はカーブで二飛、ウィーラーは高めの直球でハーフスイングを取り空振り三振で無失点。3回には坂本の中越え二塁打で1点先取されたが、丸をカーブで空振り三振、岡本もカーブで一ゴロに打ち取ってそれ以上の失点は許さず。味方打線が4回に主砲・鈴木誠の7試合ぶりの一発となる13号ソロで追いつくと、その後も追加点は許さず7回を投げ切った。だが、試合は1―1のまま。勝敗は付かなかった。

 遠藤の投球内容は7回で打者30人に対して120球を投げ、5安打1失点。8三振を奪い、四死球はなかった。なお、主砲・岡本は3打席連続カーブで凡打に打ち取っている。

続きを表示

2020年8月23日のニュース