合流初日の広島・中崎&今村 ともに1回無失点で期待応えた 佐々岡監督「調子上げてくれると思う」

[ 2020年6月10日 05:30 ]

練習試合   広島8-1阪神 ( 2020年6月9日    マツダ )

<練習試合 広・神> 5番手で登板した中崎(撮影・大森 寛明)
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 広島の中崎と今村は、1軍合流即日の登板で、ともに1回無失点と結果を残した。

 今村は、5点リードの7回に3月25日のヤクルトとの練習試合以来となる1軍登板。先頭のボーアを2ボールから直球で一ゴロに仕留めると、サンズには四球を与えたが、福留を真っすぐで力ない投ゴロ。糸原も真っすぐで一ゴロに打ち取った。最速142キロながら球速以上に球に力があった。

 「思ったよりもできた。四球はあったけど、結果は無失点で安打を打たれなかった。しっかり1軍メンバーに食い込んでいきたい」

 昨年11月に受けた右膝手術から1軍復帰登板となった中崎は、8回に登板。原口を右飛、木浪をこの日最速の144キロで一ゴロ。高山には完全習得を目指すチェンジアップで一ゴロと3者凡退で終えた。

 「最初が大事だと思っていた。結果が出て良かったけど、続けていくことが大事」

 救援陣が不安定の中、佐々岡監督は「あれだけの実績と経験がある。どんどん調子を上げていってくれると思う」と2人に期待した。

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