花咲徳栄・岩井監督 甲子園での交流試合決定に「感謝の気持ちしかありません」

[ 2020年6月10日 16:54 ]

花咲徳栄の岩井監督
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 日本高野連が10日、今春センバツに出場予定だった32校を甲子園に招待することを受け、埼玉・花咲徳栄(埼玉)の岩井隆監督(50)が、電話取材に応じた。

 17年夏の全国制覇を含め、チームを春夏計11度甲子園に導いた指導者も声を震わせた。「連盟には感謝、感謝です。甲子園に立つことが目標だったので、感謝の気持ちしかありません」

 同校は4年ぶり5度目の出場予定だったセンバツが中止となった8日後の3月19日、教職員手作りの「模擬開会式」を行った。

 「初めて出る選手もいたのでかわいそう」。すでに2度聖地の土を踏んだプロ注目のスラッガー・井上朋也主将(3年)の一言に、岩井監督も心動かされたという。

 今回は出場校が参加しての開会式こそ行わないが「ウチは開会式が出来て、試合も出来て…。甲子園が出来たような気がします」とあらためて頭を下げた。

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2020年6月10日のニュース