NPBと選手会 今季特別ルールに合意 1軍登録29→31人、ベンチ入り25→26人、延長は10回まで

[ 2020年6月10日 16:19 ]

開幕を待つ東京ドーム
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 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が10日、オンラインで行われ、今季限りとなる特別ルールに合意した。

 1軍の登録人数は29人から31人へ、試合に出場できるベンチ入り人数は25人から26人へ拡大される。また延長は現行の12回までから、10回の1イニングのみ行うように縮小される。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が大幅に遅れ、今季は6連戦が絶えず続く過密日程となる。夏場には9連戦が控え、雨天中止が予備日に入るとそれ以上の大型連戦となる可能性もある。新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家チームからは「選手の心身の負担を軽減する特別ルールを」と提言を受けており、いずれも負担軽減を目指したもの。選手会の森忠仁事務局長は「今回の新型コロナウイルスによる影響に関しては、選手の健康を第一に考えてとのことなので。対応は評価できる」と話した。

 開幕が3月20日から6月19日に遅れたことで、新外国人やトレードなどでの新戦力獲得期限は従来の7月31日から9月30日へ延長される。また外国人選手枠に関しても、1軍登録を4人から5人へ増やし、出場可能なベンチ入りは4人のままとする案が協議されている。選手会は外国人枠にも同調したが、12球団側での協議がまだ続いているという。

 一方で最大の争点となっている出場登録日数の取り扱いについては合意に至らず、次回16日予定の事務折衝へ持ち越された。前回1日の事務折衝では、12球団側はシーズン全体の日数は短縮されたが、実際の日数を出場登録日数としてカウントすると提示。選手会は短縮幅に合わせた「みなし日数」で補うよう求めていた。「選手会が考えているところと開きはあるが、少し進んだ提案をいただいた。考え方の違いなのかなと思う」と森事務局長。「みなし日数」の換算への係数に差があり、次回交渉で19日の開幕前の合意を目指す。

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