オリックス・ジョーンズ 昨季最優秀防御率の山本から痛烈二塁打 「どんどん状態上げていきたいね」

[ 2020年5月27日 05:30 ]

紅白戦   紅組2ー2白組 ( 2020年5月26日    京セラドーム )

2回、無死、山本(左)から中越え二塁打を放つジョーンズ(後方は西村監督)(撮影・成瀬 徹)       
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 「由伸撃ち」で開幕準備OKだ。オリックスに新加入したアダム・ジョーンズ外野手(34)が26日、京セラドームで行われた紅白戦に白組の「4番・DH」で先発出場。前日25日の紅白戦は2打数無安打だった助っ人は2回の第1打席でエース右腕の山本から痛烈な中越え二塁打を放った。メジャー通算282本塁打の超大物が新たに決まった「6・19開幕」の日本デビューに照準を合わせた。

 静まり返った京セラドームに、ジョーンズが痛烈な衝撃音を響かせた。2回先頭の第1打席、山本の初球。わずかに真ん中へ入った高め145キロ直球を見逃さない。完璧に捉えた打球は中堅手の頭上を越えワンバウンドでフェンスに当たった。

 「良い形で捉えることができたよ。シーズンに向け、どんどん状態を上げていきたいね。今も状態は良いけど、紅白戦、練習試合と開幕が近づいてくればアドレナリンも出て、開幕に向けて気持ちも高まっていくと思う」

 実戦全体では3月6日の巨人とのオープン戦以来18打席ぶりの快音。オープン戦後の練習試合は同行しなかったため前日25日の紅白戦(2打数無安打)が2カ月ぶりの実戦だった。それでも昨季に防御率1・95で最優秀防御率のタイトルも獲得した山本の直球を一振りで仕留め不安を払しょく。山本も「納得したボールではなかったけど、失投でもファウルになる打者も多い。そこを一発ではじき返されたので、さすがだなと」と舌を巻いた。

 コロナ禍の異常事態で臨む来日1年目もマイペース調整を貫く。自主練習中は連日のように大阪・舞洲にある球団施設で打撃練習を実施。休養日には家族で“ママチャリ”サイクリングに出かけるなどリフレッシュした。ソフトバンクのバンデンハークがドナルド・マクドナルド基金に寄付するチャリティー活動に共感し参加。オークション形式で寄付金を募るもので自身のサイン入りスパイクを出品した。自ら落札者に「バーチャル打撃講座」のサービスを提案するなど、ファンと交流を深め日本の環境にも柔軟に対応している。

 「開幕が決まってくれて本当にうれしく思っている。しっかり準備していきたいね」とジョーンズ。待ちに待った日本デビューへ、頼れる助っ人がここからギアを上げていく。(湯澤 涼)

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