阪神・小川 3者連続三振に矢野監督も絶賛 「監督から勝利の方程式を目指せと」

[ 2020年5月27日 05:30 ]

シート打撃で力投する小川(阪神タイガース提供)
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 開幕1軍入りどころか、勝利の方程式入りまで見えてきた。ドラフト6位・小川がシート打撃に登板。打者4人を相手に、3者連続三振を奪うなど完全投球を披露した。

 「バッター相手が何カ月ぶりだったので緊張はしましたが、自分のテンポで投げられたので良かったと思います。真っすぐで押せたのは良かったですし、空振りが取れたのは自分の中で自信になりました」

 球団広報を通じた取材に、手応えをにじませた。2回1安打無失点だった、3月24日DeNA戦以来63日ぶりの実戦形式。最初の打者・原口を二飛に打ち取ると、ここからが圧巻だった。木浪からチェンジアップで空振り三振を奪うと、続く坂本は持ち味の直球で空振り三振。最後は高山も再びストレートでバットに空を切らせた。首脳陣への猛アピールにも成功。矢野監督からは「小川がすごく良かった。今日の投げっぷりであれば勝ちパターンでも使っていきたいなという登板だったんで。すごく楽しみ」と絶賛された。

 甲子園のマウンドを踏みしめたのは、アマチュア時代を含めてこの日が初めてだった。「すごく投げやすかったです。投げていて広いなと思いましたし、夢に見ていたマウンドで投げることができたので」。上々の初登板をかみしめつつも「阪神に入ってこれから甲子園で投げていくんだと実感がわきました」とプロとして気持ちを新たにした。

 「(矢野監督からは)勝利の方程式を目指せと言っていただきました。きょうみたいに真っすぐでどんどんアピールして、層の厚い投手陣に入れるように頑張っていきたいです」。入団時から、藤川に憧れていることを公言してきた。絶対的守護神に勝利のバトンを託すセットアッパー。下克上を誓う新人右腕が、その重要なピースに名乗りを上げた。(阪井 日向)

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