高野連 独自地方大会で感染防止ガイドライン配布 原則無観客、総額1億9000万円の支援承認

[ 2020年5月27日 21:12 ]

 日本高野連は27日、第5回理事会をウェブ会議で開き、各都道府県連盟独自の大会に対する考え方を審議。大会実施要項、新型コロナウイルス感染防止対策ガイドラインを各連盟に配布し、今後の大会開催に活用してもらうこととした。無観客試合を前提に大会開催を進めるにあたり、日本高野連と朝日新聞社から総額1億9000万円の財政支援を行うことも承認された。

 独自の大会は各地の自粛要請、休校措置など部活動制限の枠組みの中で実施すること、感染防止対策ガイドラインに基づいて対策を講じ、無観客を原則とすることなどが条件。試合規則は2020年度公認野球規則、アマチュア野球内規、高校野球特別規則によるが、7イニング制、10回からのタイブレーク、時間制限等は都道府県連盟で対応する。公式戦と位置付けることができ、1週間500球の投球制限は導入する。

 感染防止対策ガイドラインについては密閉、密集、密接の「3密」を防ぐことが原則。試合に関わる全ての者(大会役員、審判委員、指導者、部員)は試合が開始される2週間前からの行動歴を記録しておくとした。無観客試合が基本で、控え部員、保護者のスタンドへの入場は都道府県連盟が判断。プロ球団のスカウト、社会人、大学の関係者の観戦について小倉好正事務局長(62)は「まだ話していないが、時期が来たら関係者と相談のうえ、協議していきたい」と話した。

 希望があった地域については、地区大会の開催も認める方針を確認し、すでに東北地区が大会の開催を希望している。福岡県高野連が独自の大会開催を断念したことについて「様々な事情を勘案されて、判断された。それぞれの決定を尊重したい」と八田英二会長(71)。「独自の大会のある、なしで球児の思いも異なる。いろいろな試練の一つとして、乗り越えていただきたい。日本高野連としてもできるだけのことをさせていただくが、全国一律とはいかない。残念ながら厳しい現実と考えている」と話した。

 なお会長は「寄付の申し出が日本高野連にも届いている。学生野球憲章に照らし合わせ、原則が満たされていれば、お受けしたい。クラウドファンディングによる寄付も条件が満たされているならば、お受けしたい」と話した。

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