ソフトB・東浜 約2カ月半ぶり実戦で3回零封!「いい感覚が増えてきている」

[ 2020年5月27日 05:30 ]

紅白戦   紅組6―1白組 ( 2020年5月26日    ペイペイドーム )

<ソフトバンク紅白戦>4回1死、松田宣(左)を空振り三振に仕留めた東浜(代表撮影)
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 開幕投手は、やっぱりこの男だ。ソフトバンク・東浜巨投手(29)が26日、ペイペイドームでの紅白戦で、紅組2番手で3回から登板し33球を投げて被安打1、毎回の3奪三振で無失点と好投した。当初の開幕日「3・20」に先発指名を受けていた右腕は「6・19」でも開幕投手の大本命に浮上。万全な状態を首脳陣にアピールした。

 開幕日決定から一夜明け、連日の紅白戦。当初の開幕投手に指名されていた東浜が、きっちり仕事をした。

 「シート(打撃)で投げていて、より試合となると久々だったがマウンドに上がれば忘れていないな、というのはありました。自分としてはゾーンに腕を振って勝負できている」

 3回。和田からマウンドを引き継ぐと先頭のリチャードを空振り三振。4回には松田宣も空振り三振に斬り、5回の最終打者・西田からも空振り三振。打者9人をテンポよく33球で終え、許した安打は柳田の左前打1本だけ。3回を1安打無失点、毎回の3奪三振で最速は147キロをマークした。

 3月13日の広島とのオープン戦(ペイペイドーム)以来、約2カ月半ぶりの実戦登板に「低めにいい球がいっていて、いい感覚が増えてきている。あとは実戦を繰り返せば難なく入っていける」とうなづいた。

 プロ8年目。初の開幕投手への思いは「あまりない。試合で投げさせてもらえるだけ、ありがたい」というのが今の正直な思いだ。

 今季を「特別な1年」と考え、個人のこだわりを控え、野球ができる喜びを示してのものだ。母は看護師。コロナ禍の地元・沖縄で奔走した。右腕は4月末、故郷にマスク4万枚を寄贈した。「感謝してプレーする。恩返しを見せる」と医療従事者への敬意を白球に込めている。

 工藤監督は“再開幕投手”の明言こそ避けたが、東浜の大本命をにおわせる。「(開幕投手は)いったん東浜君で進めて決めてきた。本人の感覚も良かったんじゃないかなと感じている。次回投げるくらいまでには開幕投手を決められるよう、投手コーチと話して決めたい」とした。

 エース千賀はまだリハビリ組。期待のかかる東浜は「120試合あれば先発をやる以上、2桁は勝ちたい」。開幕投手に再度指名されれば、目標の2桁勝利にも近づく。医療従事者への感謝を「6・19」で、誰よりも早くマウンドで表現する。

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