広島・佐々岡監督 ローテ争いの九里、薮田、遠藤に3番勝負 不調なら入れ替え「安泰と思ってほしくない」

[ 2020年5月27日 05:30 ]

広島・佐々岡監督
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 6・19開幕決定を受け、広島・佐々岡真司監督(52)は26日、懸案の答え探しに本腰を入れる意向を示した。先発ローテーションの残り2枠を争う九里、薮田、遠藤に課される「3番勝負」。あす29日の紅白戦から6月11日の練習試合まで、それぞれ3試合の登板が予定されており、内容と結果を踏まえて5・6枠目を決める方針だ。

 積み残した宿題の答えを出す時が来た。6人で担う先発ローテーション。実績のある大瀬良、K・ジョンソンにドラフト1位・森下が3月9日の開幕延期決定前に確定させ、床田も3月21日の中日練習試合で6回を零封して事実上の当確ランプを灯した。残りは2枠。佐々岡監督は言う。

 「1~6戦目の投手をある程度頭に入れながら、その中で競争してもらう投手もいる。結果と内容を見たい」

 候補は九里、薮田、遠藤だ。春の対外試合ではともに決め手に欠けた。昨季中継ぎで台頭し、先発で飛躍を誓う遠藤は3試合で9回を投げて防御率5・00。九里も3試合9イニングで同5・00と結果を残せず、薮田は3試合で同1・50ながら途中合流のため投球回数が6イニングに終わった。

 指揮官は「(練習試合の)最後3つはある程度開幕をにらんだ起用になる。そこまでに絞りたい」と話しており、見極めは29、30日の紅白戦から6月11日の練習試合まで。2軍では通算71勝の野村が調整中だが、原則1軍に同行する3人の争いで、予定される3試合で雌雄を決する。

 候補者たちは改めて闘志を燃やす。「延期期間中は下半身を重点的に鍛えた。感覚は、3月のローテ争いしていた時よりも良く、楽しみがある。若さを前面に出したい」とは遠藤だ。紅白戦に備え、この日はブルペンで100球を投げた。

 1軍で実績を持つ2人も負けてはいない。薮田が「何とか6人に入りたい。今は大きな不安がないし、もっと(状態が)上がる感覚がある。結果を求めていきたい」と力を込めれば、九里も「(ストライク)ゾーンで勝負することに意識を置いて、自分のボールをしっかり投げたい」と気合いを入れ直した。

 指揮官は、手綱を締めることも忘れない。「結果と内容を見るのは3人だけじゃない。よほど(不調)であれば、入れ替える可能性もある。安泰と思ってほしくない」。生き残りを懸けた運命の3番勝負。行方に注目だ。(江尾 卓也)

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