ソフトB千賀、7回1失点!3年連続シリーズ開幕投手で力投「とにかく初戦勝てるようにと」

[ 2019年10月19日 22:11 ]

日本シリーズ第1戦   ソフトバンク7―2巨人 ( 2019年10月19日    ヤフオクドーム )

<日本シリーズ ソ・巨1>最後を締めた森(中央)からウイニングボールを受け取り笑顔を見せる千賀(右)、左は工藤監督(撮影・尾崎 有希)
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 SMBC日本シリーズが19日、ヤフオクドームで開幕。3年連続の日本一を狙うソフトバンクは7―2で巨人に快勝し、初戦を飾った。球団初となる3年連続日本シリーズ開幕投手の大役を託された千賀が7回3安打1失点と力投。チームはヤフオクドームで行われた日本シリーズで11年の第7戦から13連勝となった。

 千賀は初回を3者凡退と上々の立ち上がり。2回に今季限りで現役を引退する巨人・阿部に先制ソロを浴びたが、裏の攻撃でグラシアルが逆転2ラン。援護をもらうと、3回から6回まで無安打に封じた。

 7回に2死から連打で二、三塁のピンチを背負ったが、代打・重信をカウント2―2から見逃し三振に仕留め、雄叫びを上げる気迫の投球。7回106球を投げ3安打1失点と先発の役目を果たした。

 昨年の日本シリーズは2度の先発ともに5回を投げ切れず、不完全燃焼に終わっていただけに、試合後、千賀は3年連続の大役となったマウンドに「とにかく初戦勝てるようにと、その思いで投げました。とにかく1点でもやらないようにとと」とコメント。「先制されたが、すぐに打ってくれた」と野手の援護に感謝した。

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