マー君 痛恨被弾…PS自己ワースト4失点でWS進出崖っぷち 今後は中継ぎも視野

[ 2019年10月19日 02:30 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦   ヤンキース3-8アストロズ ( 2019年10月17日    ニューヨーク )

<ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦>3回、アストロズのスプリンガーに逆転3ランを浴びたヤンキース・田中(AP)
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 ヤンキース・田中将大投手(30)は17日(日本時間18日)、雨天中止で順延されたアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で5回0/3を4安打4失点(自責3)で敗戦投手となった。史上最長だったポストシーズン初先発から連続試合2失点以下の記録は7で止まり、4失点はポストシーズン自己ワースト。黒星は17年の同シリーズ以来2年ぶりで、チームは1勝3敗と崖っ縁に立たされた。

 田中は悔しげに天を仰いだ。1―0の3回、先頭の8番チリーノスをストレートの四球で歩かせるなど、無死一、二塁。この日精彩を欠いたスプリットが落ちきらず、スプリンガーに痛恨の逆転3ランを浴びた。

 「細かいコントロールができなかった。3つ(直球、スライダー、スプリット)ともですね」。さらに連打で無死一、三塁と走者を背負ったが、ここでは「ここで1点でもやったら試合がぶち壊れてしまう。絶対やらない」とギアを上げた。4番ブレグマンを投ゴロ、グリエルは犠飛にならない浅い右飛。続くアルバレスを左飛と傷口は広げなかった。

 「結果的に粘れましたが、短期決戦は勝たないと意味がない。形をつくっても勝ちにつながらなければ…」

 6回先頭を一失で出して降板。本来の出来にない中での粘投ではあった。ただ、救援のグリーンが3ランで追加点を許すなど、流れはさらに相手に傾いた。次第に集中力を欠いたチームは13三振を喫し、ポストシーズンでは76年のリーグ優勝決定シリーズの5失策以来、43年ぶりの屈辱となる4失策を犯した。

 ポストシーズン初先発から7試合連続で2失点以下に抑えていた「10月男」への期待は大きかったが、無念の敗戦。1勝3敗と後がなくなった。「行けと言われたところでいくのは当然。準備はしっかりしたい」と今後は中継ぎ登板も視野に備えるが、アストロズには今後の試合でバーランダー、コールと剛腕の先発2人が控えている。自身初のワールドシリーズ進出へ、厳しい状況に追い込まれた。(後藤 茂樹)

 ▼ヤ軍アーロン・ブーン監督 全く良くない試合だった。すぐに切り替えなければ。田中はよく投げてくれたが、スプリットが良くなかった。

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