巨人・阿部 4度目の日本一へ「5番DH」濃厚 短期決戦知り尽くす40歳「普段通りにね」

[ 2019年10月19日 05:30 ]

日本シリーズ 第1戦   巨人ーソフトバンク ( 2019年10月19日    ヤフオクD )

<巨人練習>投内連係を終えマウンドに集まったナインに声を掛ける阿部(左)(撮影・椎名 航)
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 SMBC日本シリーズが19日、ヤフオクドームで開幕し、ソフトバンクと巨人が対戦する。今季限りで現役を引退する巨人・阿部慎之助捕手(40)は「5番・DH」でスタメン出場することが有力。前日練習ではチーム全員が“恩返し”Tシャツを着て一致団結。09年シリーズでMVPに輝いた背番号10は、有終の美を目指し、最後まで全力プレーを貫き通す。

 おそろいの背番号10で汗を流した。チーム全員が胸に「恩返し」とプリントされた引退記念Tシャツを着用。阿部はナインとともに現役最後の決戦に向けて士気を高めた。

 「長くても7試合。チーム全員で悔いの残らないように“最後は勝つんだ”と思って。ここまで来たらお互いガチンコ」

 CS前には阿部直筆の「感謝」、今回は坂本勇の「恩返し」がプリントされたTシャツで一丸となった。前回同様、ジャイアンツ球場組、フェニックス・リーグの宮崎組も着て心を一つにした。

 プロ19年で最後の日本シリーズに臨む阿部について、原監督は「(初戦は)スターティングメンバーでいきます」と明言。「5番・DH」が濃厚だ。指揮官が「(阿部は)余韻とか、後々のことはまだ考えていないと思う」と口にしたように、阿部自身も「監督も“短期決戦は短いようで長い”と言っていた。それを肝に銘じて1つ2つ負けても落ち込まず、日々気持ちを新たにしていきたい」と気の緩みは一切ない。

 ソフトバンクとは交流戦優勝の懸かった6月23日の一戦で敗れ、阿部も代打で凡退した。しかし、同21日の同戦では、初戦で激突する千賀から2打数2安打。09年の日本シリーズで打率・304、2本塁打、5打点でMVPを獲得した40歳のバットに期待がかかる。

 主将の坂本勇は「阿部さんがいい形で終われるように全力で頑張ります」と宣言した。打撃や一塁守備の練習で汗を流した阿部は「やってきた以上のことを出すのは難しい。普段通りにね」と気を引き締めた。7年ぶり自身4度目の日本一で、花道を飾る。 (青森 正宣)

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