DeNA 筒香、2軍施設でリハビリ中の「貢献」 未来ある若手に与えた刺激と自信

[ 2019年10月19日 08:30 ]

DeNAの筒香
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 CSファーストSで阪神に敗れ、DeNAの2019年シーズンが幕を閉じた10月7日、三原一晃球団代表は筒香嘉智外野手のポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦を認めることを発表した。

 横浜高からドラフト1位で入団して10年。チームの中心選手、主将として引っ張ってきた筒香。もちろん、チームの勝利に貢献したことは数知れないか、その存在はプレーだけではない「貢献」ももたらしていた。

 シーズン終盤の9月下旬、右手小指の打撲で今季初めて出場選手登録を外れた。今夏完成した新2軍施設「DOCK」を初めて訪れ、10日間ほどのリハビリ生活を送った。この短い期間が、2軍選手にとって刺激的な日々となった。

 育成で高卒1年目の宮城は主砲の打撃投手を務めた。左ふくらはぎ痛でリハビリをしていた3月以来の「再戦」。2軍での実戦登板を重ね、自分のボールに良い感覚をつかんでいたときだっただけに「3月との違い、成長を見せたかった」と立ち向かった。シート打撃では空振りを2度奪った。対戦後の「ナイスボール」の言葉に「うれしかった。あのときより良い姿を見せられたと思う」と自信を深めた。

 また新人捕手の益子はともに打撃練習を行い「間近で見られて勉強になった。一番はパワーが凄い」と振り返った。尊敬する先輩からは、バットやサングラスなどたくさんのプレゼントをもらい「めちゃくちゃうれしい」と大興奮だった。実は3月にもバットをもらっていた益子。当時はリハビリ中だったが、部屋に大事に飾ったバットに書かれた「益子へ 頑張れよ」の文字を見て、つらい日々を乗り越えていた。故障が癒えると、サインを入れてもらったレガースを付けて練習に励んでいたが「消えちゃったらイヤなので飾ることにしました」と保管用に。そんな憧れの存在から打撃のアドバイスも受け「貴重な時間でした」と目を輝かせた。

 同じ試合に出場することはかなわなかった。それでも筒香とともに過ごした夢のような時間はきっと、未来ある選手たちの今後の野球人生に大きな財産となったはずだ。(記者コラム・町田 利衣)

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