阪神 ドラ1指名・西の魅力は虎党好みの「昭和っぽさ」村山実氏、星野仙一氏の道

[ 2019年10月19日 05:30 ]

指名あいさつを受け、矢野監督(左)からサイン入りのドラフト会議IDをプレゼントされる、阪神ドラフト1位の創志学園・西純矢(撮影・成瀬 徹)
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 矢野監督は将来のエースと会った瞬間、満面の笑みを浮かべた。ドラフト会議から一夜明けて東京から大阪を通り過ぎて岡山へ。初対面したドラフト1位指名の創志学園・西と初めて言葉を交わし、改めてほれなおした。

 「話をして非常に魅力を感じて、早く投げる姿を見たいと思った。内面の部分も話できて、魅力を感じた。イメージ以上に楽しみ。向かっていく気持ち、体の強さ、そういう強い部分があるなと」

 将来性と同時に感じたのは、「令和」でもなく「平成」でもない「昭和」の匂いだった。見た目は18歳の好青年でも、プロとして必要な強さを秘めていた。技術と同様に精神面を高く評価。闘志むき出して敵に立ち向かう投球スタイルは、いまの球界では数少なくなった。重ね合わせたのは往年の村山実や星野仙一だ。

 「星野さんとか、ああいう魅力が(ある)。いい意味での時代遅れのカッコよさというか。泥臭さとか。昭和っぽいというか。村山さんとかさ。投げてて表現できる。最後の最後は“打てるもんなら打ってみろ”って、どんだけ投げられるか、やから」

 たとえに挙げた昭和の名投手たちは投球だけでなく、立ち居振る舞いでもファンを魅了した。「その姿にみんな感動したり。時代遅れというのは、失礼だけど、昭和な部分が西の魅力になるかなと思う」。打撃の非凡さも買い、「セ・リーグは打席にも立てる。打席も見たい」と“二刀流”にも期待。可能性は無限大だ。(山本 浩之)

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