大谷 メジャー通算100安打達成 日本人では6番目、最速はイチロー

[ 2019年5月16日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―4ツインズ ( 2019年5月14日    ミネアポリス )

<ツインズ・エンゼルス>4回、右腕ギブソン(右)から中前打を放つ大谷。メジャー通算100安打のメモリアルヒットになった
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 エンゼルスの大谷のバットは変わらず上り調子だ。3安打1打点の活躍。10日に・125だった打率は、今季初めて3割を超える・321まで上昇させた。「凡打した打席も内容があって良かった。各打席、ボールも見えていた」。2桁勝利4度の先発右腕ギブソンから、4回2死ではメジャー通算100安打目となる中前打。6回1死二塁では3試合連続打点、自身メジャー初の3試合連続マルチ安打となる中前適時打を放った。

 8回には左腕ロジャースから投前内野安打で出塁し、今季初の3安打。「(走者を)還すのも仕事だし、塁に出るのも仕事。いろいろなシチュエーションの中で自分の打撃を変えながら打線が回るようにいい仕事ができたら」と、うなずいた。

 《通算100安打 6番目ペース》大谷は2打席目の中前打で節目のメジャー通算100安打に到達。野手として出場111試合、398打席、352打数で達した。打数で比較したペースで見ると、日本選手最速はイチローの282打数。次いで松井秀喜327打数、城島341打数、井口345打数、岩村350打数で、大谷は6番目になる。また、メジャーでの3試合連続マルチ安打は初めて。日本ハム時代の17年8月16日ロッテ戦から20日西武戦まで、自己最長の5試合連続マルチ安打して以来となった。

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