マエケン メジャー初のマルチ!チーム全得点叩き出し“打”も上り調子

[ 2019年5月16日 14:16 ]

ナ・リーグ   ドジャース2―0パドレス ( 2019年5月15日    ロサンゼルス )

<ドジャース・パドレス>2回2死二、三塁から先制の右前2点適時を放つドジャース・前田健太(AP)
Photo By AP

 ドジャースの前田健太投手(31)が15日(日本時間16日)、本拠地でのバドレス戦で今季9度目の先発登板。6回2/3、85球を投げ、6連続を含む毎回の12三振を奪い3安打無失点。10日(同11日)のナショナルズ戦に続く無失点投球で、2試合連続の白星となる今季5勝目(2敗)を挙げた。打っては先制の2点適時打でチームの全得点を叩き出した。

 前田は“打”でも魅せた。両軍無得点で迎えた2回2死二、三塁からの第1打席だ。2ボール2ストライクから外角球に食らいつき、打球を追った一塁手、二塁手、右翼手の中間にポトリと落ちる先制の右前2点適時打。自らのバットで先制点を叩き出し、一塁ベース上で白い歯を見せた。

 さらに4回無死からの第2打席でも外角変化球を右前にはじき返し、メジャー初のマルチをマーク。パドレス先発・ストラームを揺さぶった。6回無死からの第3打席は三ゴロだった。

 打撃成績は、試合前は16打数3安打0打点、打率・188だったが、この日のマルチで打率は・263に上昇。2試合連続無失点の投球とともに“得意”の打撃の調子も上がってきた。

続きを表示

2019年5月16日のニュース