楽天ドラ6渡辺佳 「前へ」で遊撃のポジション獲り意欲

[ 2019年1月15日 05:30 ]

ティー打撃を行うドラフト6位・渡辺佳。後方はドラフト1位・辰己
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 楽天のドラフト6位・渡辺佳明内野手(22=明大)が14日、「前へ」の精神で遊撃のポジション獲りへ意欲をのぞかせた。明大では三塁と二塁が中心だったが、石井一久GMから11月下旬に「ショートを練習しておいて」と直接伝えられたことを明かし「今までずっとサードやセカンドで、待って捕る形が多かった。ショートは“前へ”出て捕らなければならない。ものにしたい」と話した。

 22年ぶりの復活に心を揺さぶられた。明大ラグビー部が12日に天理大を下し、大学選手権制覇。前回優勝した決勝戦の97年1月15日は、渡辺佳が生まれた1週間後のことだった。

 「うれしかった。おめでとうと連絡しました」。選手に友人が多く、前半22分に決勝トライのWTB高橋汰地(たいち)は大の仲良し。昨年12月の早明戦も生観戦するなど、「前へ」の精神を貫く重戦車軍団を応援してきた。「食事も行くし授業で話したり。自分は広背筋から三頭筋にかけて弱く、背筋もうまく使えなかったので、高橋らラグビー部に聞き参考にもしました」と話した。

 横浜高元監督の渡辺元智氏を祖父に持つ。「横浜高が先に出てしまうかもしれないですが、僕自身、明大でここまでこられたと思っている。人間力野球をプロでも続けたい」。縁あってOBの星野仙一氏が礎を築いたユニホームに袖を通した。

 この日の新人合同自主トレでは、ティー打撃やランニングメニューをこなした。遊撃は茂木を筆頭に藤田、山崎、西巻、村林と群雄割拠で、平石監督はレギュラー白紙を明言している。「ショートで考えてくれていることは、自分でもうれしいので」。紫紺の遺伝子を胸に、遊撃奪取へ前へ出続ける。(後藤 茂樹)

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