巨人・直江 プロ諦めた父の分まで活躍を 木佐貫コーチと二人三脚スタート

[ 2019年1月15日 11:30 ]

野球を教わった父に恩返しするため、プロでの活躍を誓う直江
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 【19年版球界新士録 巨人・ドラフト3位 直江大輔投手】父の背中を追ってきた。最速145キロの右腕、巨人・直江は、晃さん(50)の分まで腕を振る。

 「この世界に導いてくれた大切な人たちに、活躍することが恩返しになる」。松商学園には33年前、直江という「伝説のエース」がいた。春夏計3度甲子園に出場し、明治神宮大会で優勝。社会人の富士重工で右肘を故障してプロの道を諦めた父に、小学3年から野球を教わった。

 プレーよりも、あいさつや礼儀を厳しく指導された。ただ、投球フォームは父のマネをした。中学時に「好きなところに行け」と言われたが、同じ伝統校の門を叩いた。父の母校を、08年から遠ざかっていた甲子園に導きたかった。他の高校の誘いを断り、2年夏に同じ舞台に立った。

 「ずっと僕のことを見てくれていた」と、感謝する人がもう一人いる。木佐貫ファーム投手コーチだ。昨年までスカウトを務め「直球に伸びがあって球質がいい」と評す同氏が、原監督にドラフト直前の会議で推薦した。指揮官は「それなら獲ろう。責任を持って育てるように」と決断。今季からコーチに転身し二人三脚が始まる。

 ジャニーズ好きの一面を持つ今時の若者は、木佐貫コーチから贈られた5年分が書ける日記帳を手に入寮した。「5年後、チームの中心にいる選手が感じていることを書けていればいいかなと思います」と見据えている。(岡村 幸治)

 ◆直江 大輔(なおえ・だいすけ)2000年(平12)6月20日生まれ、長野市出身の18歳。小3で野球を始め、中学では中野シニアに所属。3年春に全国出場した。松商学園では1年秋からベンチ入りし、2年夏には甲子園出場。2年秋から背番号1を背負った。3年夏の長野大会は準々決勝で敗退。1メートル84、77キロ。右投げ右打ち。

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