まずは野球界から 筒香「スポーツ界が変わらないといけない」

[ 2019年1月15日 05:30 ]

野球体験イベントで打撃を披露する筒香(撮影・後藤 正志)
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 熱い思いがあふれ出た。DeNA・筒香が14日、大阪府内のグラウンドで行われたスーパーバイザーを務める「堺ビッグボーイズ」の野球体験会に参加。必死にボールを追いかける子供たちの未来を思いやった。

 「昨年はスポーツ界でよくないニュースが数多くあった。偶然ではなく、スポーツ界が変わらないといけない。子供たちのことを考え、今行われている指導は正しいのか、なぜこういう問題が起きるのか考えないと」

 アメリカンフットボールの悪質タックル問題や、体操女子のパワハラ問題。野球界でも指導のあり方が問われる事例が起き、悲しいニュースに胸を痛めた。日本の4番として、まずは野球界から変わる必要性を痛感する。

 「今の時代に沿ったシステムになっているスポーツも、なっていないスポーツもある。僕は野球というスポーツで発信しないといけない。少しずつ変われば、いずれ大きく変わるチャンスがある」

 この日は野球チームに所属していない少年少女計80人と触れ合った。打撃披露では美しい弧を描き、視線をくぎ付けにした。自身は中学時代に堺ビッグボーイズで全国ベスト8。勝利至上主義からくる厳しい練習ではなく、楽しさや好きな気持ちが才能開花につながると考えている。

 「大きい打球を打つことが楽しみにつながったり、フルスイングが後から役に立つこともある。細かいことを詰め込みすぎると、まとまってしまい、スーパースターが生まれにくい」

 野球界、さらにスポーツ界の未来のため、何よりも子供たちのために――。筒香は今後も声を上げていく。 (町田 利衣)

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