元広島アレン氏 実況アナへの暴行疑惑を語る「野球の乱闘みたいなもの」

[ 2019年1月15日 18:50 ]

タイガースの本拠地コメリカ・パーク (AP)
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 大リーグ、タイガースの試合で解説者を務めていたロッド・アレン氏(59)は昨年9月、実況アナウンサーへの暴行疑惑が浮上した直後にその職を解かれた。

 アレン氏はこの実況アナウンサーと16年近くコンビを組んでいたが、以前から関係は良好とは言えなかったとのこと。アレン氏本人は否定しているが、現地メディアによると、放送席の椅子を巡って口論となり、実況アナウンサーの背後から首を締めたとされている。

 果たしてこの報道が事実であるかは明らかにされていないが、放送局側はアレン氏と実況アナウンサーの解雇を決定。アレン氏は13日、デトロイトの地元テレビ局の番組に出演し、この疑惑について以下のように語った。

 「野球の試合で両軍入り乱れての乱闘を見たことがありますか?そこでは怒号が飛び交い、体の押し合いがある。あの日に起こったことは基本的にそういう類のもの。多少の押し合いはあったが、首を締めたという事実はないですよ。それがなぜだかあのような報道をされた。そのせいで2人とも解雇になったのだと思いますね」。

 アレン氏は外野手として大リーグ3年間で31試合に出場。1989年からは日本のプロ野球、広島でプレーし、来日2年目の90年には98試合に出場して打率3割1分3厘、25本塁打、61打点と活躍を見せた。

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