阪神移籍2年目の飯田「美ボディートレ」で「早い段階から動けるように」

[ 2019年1月15日 05:30 ]

鳴尾浜で自主トレを行った飯田(撮影・成瀬 徹)    
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 阪神移籍2年目の飯田は「美ボディートレ」で前進を狙う。昨年7月にトレード移籍した左腕は今年も沖縄県うるま市内でソフトバンク時代の同僚・東浜と合同自主トレを敢行。『クロスフィット』というハードなエクササイズに励んだという。

 クロスフィットとは走る、持ち上げる、跳ぶなど日常動作に関するメニューで全身に負荷をかけるトレーニング。欧米のセレブらにも人気で、日本でもモデルや女優として活躍し「美ボディー」として注目を集める中村アンも実践。飯田は「全身運動で力を分散させる動きを勉強させてもらった」と解説した。

 昨季は8月26日の巨人戦で移籍後初登板初先発したが、3回5安打4失点と振るわず。1軍では、これが唯一の登板だった。今季はより結果が求められる立場で、この日は鳴尾浜でブルペン入りし約30球。意識したのは「ゾーンへの強い球」。体のバランスや球の高低にもこだわり、腕を振った。「今後もどんどんブルペンに入っていく。キャンプも早い段階から動けるようにしたい」。進化したボディーで活路を開く。

 ▽クロスフィット 2000年に設立されたフィットネス団体および同団体が行うトレーニング方法。日常生活で行う動作をベースにトレーニングすることで、基礎体力アップとともに、生活動作が楽になるのを実感できる。発祥地のアメリカでは、軍や警察の育成に取り入れられたのをきっかけに多くの人々に支持され、競技スポーツとしても世界大会が開かれている。

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2019年1月15日のニュース