阪神 藤浪 2度目のブルペン投球 “開幕”登板も視野

[ 2019年1月15日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む藤浪(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・藤浪晋太郎投手(24)が14日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で今年2度目のブルペン投球を敢行した。捕手を座らせ直球、カットボール、カーブを計32球。現時点では2月1日のブルペン入りに照準も「初日に入れたら、その辺には仕上げていけると思う」と同11日に予定されるチーム初実戦の紅白戦登板も視野に入れた。

 鳴尾浜球場のブルペン内に、乾いたミット音が鳴り響いた。もちろん、まだ試運転も試運転の段階。それでも藤浪はモノが違う。躍動感あふれる投球フォーム、ボール、そして表情が、調整の充実ぶりを物語った。

 「状態は悪くないですね。(ペースは)例年とそんなに変わらないと思いますけど。そんなに早く仕上げようとか、そういうモノではないので」

 12日に続く、今年2度目のブルペン投球。まずは捕手を立たせた状態で24球を投げ肩を温めた。満を持して捕手を座らせると、ギアを上げた。19年仕様フォームであるワインドアップから直球を13球。セットポジションでも7球を投じた。さらにカットボール8球とカーブ4球も投げ込んだ。「遊びの範囲です」と振り返ったが、早々と変化球の感触も確かめたくなるほど、足取りは軽快だ。

 「(実戦登板の時期は)投手コーチと話してからですが、キャンプ初日にブルペンに入れるように準備していくので、初日に(ブルペンに)入れたら、その辺には仕上げていけると思います」

 このまま調整が順調に進めば“開幕”登板も視野に入ってくる。2月11日に予定されているチームの今年初実戦となる紅白戦だ。現時点ではキャンプイン初日のブルペン入りに照準を合わせて調整中だが、そこをクリアできれば「2・11」には実戦登板が十分に可能な調整ペースだ。16年2月11日、17年2月8日、18年2月7日と3年連続でチーム初実戦となる紅白戦に登板。むしろ、登板する方が自然な流れと言える。

 並々ならぬ決意で完全復活を目指す7年目シーズン。先発陣はFA加入の西、新助っ人のガルシア、実績十分のメッセンジャーと、開幕先発ローテーション3枠がすでに埋まっている状態で、まずは残り3枠を争う戦いに身を投じる。矢野監督は現時点で開幕投手を白紙状態としているが「(開幕投手へのこだわりは)特にないです。まったく頭にありません。そんな立場でもないので」と改めて足元を見つめた。藤浪は目の前の課題を着実にクリアしつつ、開幕へと向かう。(惟任 貴信)

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