輝星ワクワク アリゾナでVS清宮先輩 狙う!来春1軍キャンプ腕試し

[ 2018年10月27日 05:30 ]

指名あいさつを受け会見する金足農・吉田(撮影・荻原 浩人)
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 25日のドラフト会議で日本ハムから1位指名された金足農・吉田輝星投手(17)が26日、秋田市内の同校で指名あいさつを受けた。栗山英樹監督(57)らとの会談で、直近の目標を来春の米アリゾナキャンプ参加に明確化。昨年ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(19)相手の腕試しを思い描いた。目指すは1年目からの活躍。その先に20年東京五輪出場を見据えた。

 「こうせい」――。この一言で、緊張が解けた。親心から選手を名前で呼ぶことが多い栗山監督ならではの顔合わせ。吉田は「高校に入ってから上の名前で呼ばれることが多かったので、うれしい」と言った。サインを入れたドラフト会場の通行証も贈られた。和やかな時間を経て、指名直後にプロへの楽しみと不安が50%ずつとした心境は「今は楽しみです」と変化した。

 栗山監督には「高校生だと思っていない。本当に早いデビューを考えている。来年から軸になる選手だと思ってやっていきます」と期待を注がれた。応える意欲はある。「しっかり自主練習期間でトレーニングして、1軍に入れたらいい」。「1軍」が指すのは、1軍キャンプ行きだ。

 アリゾナでは先輩に胸を借りる。1年前のドラフトの主役だった清宮もその一人だ。今夏の吉田のような注目を、高校3年を通して浴び続け、1年目は12球団新人最多の7本塁打。「どこに投げても打っている印象がある。凄く尊敬している。負けないように努力したい」と意識した。紅白戦、シート打撃はチーム内での高め合い。「対戦して、自分に何が足りないのか、どこが通用するのかを知りたい」と思い描いた。

 行く先の目標も、栗山監督から明確に掲げられた。東京五輪だ。

 「若い人たちが人間的な成長をする近道だと思うし、その話をさせてもらった。(代表メンバーに)選ばれるように向かっていってほしい」と指揮官。今夏のU18日本代表でアジア3位と悔しい思いをした吉田は、雪辱の思いを口にし続けてきた。「自分も日の丸を背負いたいと言ってきた。チャンスが一番近いのは東京五輪。しっかり目指していきたい」。20年の侍ジャパンに入るために欠かせない、1年目からの活躍へ闘争心を高めた。

 「凄い良いチームだと思ったので早く行きたい」。秋田よりさらに北に広がる大地。そこで2020年への野望を燃やす。 (武田 勇美)

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